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応急措置の事例


水漏れが起こってしまった時は

マンションでは床に防水を施してあるのは浴室だけです。
コンクリートは少しの流し水でも階下へ漏水することがあります。
今までの例で多いのは…

 ・玄関、トイレの床を水洗いした場合
 ・洗濯機の排水ホースが外れた場合
 ・バルコニーや廊下を水洗いしたり、植木鉢に水をやったりした場合

といったものがあります。
玄関踏込、廊下、洗面化粧室、トイレ、キッチン、居室、バルコニー等の床は防水性がありません。
水をこぼした場合は、階下の住宅に水が漏れてカーペット、畳、天井や壁のクロス、家具等に被害を及ぼすことがあります。もし階下に漏水させた場合、階下の方に迷惑をかけるだけでなく、天井、畳、建具等の補修費や敷物家具類等の損害賠償の負担をしなければなりません。十分に御注意ください。

また、クーラーの室外機の排水パイプはバルコニー等の溝まで配置し、途中迄にしてタレ流しにしないでください。
なお、本マンションは賠責保険が付保されておりますので、水漏れの発生した場合は速やかに管理事務所または弊社(06-7660-1144)までご連絡ください。

< 対策 >

・玄関の掃除は雑巾等で汚れを拭き取るようにしてください。
・トイレ・洗面化粧台の床も雑巾等で汚れを拭き取るようにしてください。
 紙おむつ、新聞紙、ティッシュペーパー、衛生用品等は流れません。
 無理に流せば詰まったり、あふれたりする原因となります。
 また、ロータンクの手洗い器にビー玉を置いたり、蛇口を子どもがいたずらして
 ロータンク内に水が流れ込まないと、水が止まらず床に漏水する事故も起こりますので
 気を付けましょう。
・洗濯機給水ホースと水栓の接続、洗濯機給水口との接続固定を充分にしてください。
・洗濯機排水ホースが防水パンの外に飛び出さないように固定してください。
・バルコニー等の掃除は掃く程度にして、植木鉢の散水には充分気をつけてください。
 なお、バルコニー等の雨水排水の目皿は月に1回は掃除しましょう。
・浴室の排水口も髪の毛等が詰まりの原因となりますので、こまめに掃除しましょう。