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防災設備の消耗部品交換


今回は地下鉄四ツ橋駅 「肥後橋」駅から徒歩6分、梅田や淀屋橋にも近い「エステムコート大阪・中之島南」にお邪魔して、 室内スピーカーの交換や各階の通路に設置されている誘導灯のランプ交換、立体駐車場のボンベ室に設置されている消火設備用蓄電池の交換など、 それぞれの交換作業を取材しました。



■ 「◯階で火災が発生しました!」異常を迅速に知らせる室内スピーカー

室内スピーカーは火災などの災害が発生した際、発生場所や避難の案内を、住人の方々に速やかにお伝えするために設置されています。

もしも、このスピーカーから音が鳴らなかったら……最悪の場合、逃げ遅れて命を落としてしまう危険があります。

このような事態を防ぐために定期的な設備点検を行い、不良が発見された場合は住人の方のご了承を得て、交換作業を速やかに行っています。
火災の発生源がすぐにわかるようになっている管理人室からの呼びかけや、自動音声による避難誘導が聞こえたときは、 あわてずに放送をしっかり聞いて、指示に従って避難しましょう。



■ 常に避難経路を示してくれる誘導灯は停電に負けない頼もしい命綱

各通路に設置されている誘導灯は、火災や災害が起こったときに通る避難経路を示す大切な設備で、常に点灯し続けています。
本体内にバッテリーが備えられているので停電が発生しても大丈夫。

しかし、この内部バッテリーと冷陰極蛍光ランプの寿命は7〜8年が限度なので、誘導灯下部の小さい赤ランプ(画像参照)が点滅するようになったら交換が必要です。
本体も経年劣化で接触不良が起こるようになるので、部品を取り替えながら本体のチェックも同時に行います。

もし、あなたの住むマンションで誘導灯の赤ランプが点灯していたら管理人さんにお知らせください。



■ 車が密集している立体駐車場での火災など人が入れない場所は不活性ガスの出番

「エステムコート大阪・中之島南」の立体駐車場には、不活性ガス(二酸化炭素)消火設備が備えられています。
消火活動が困難な立体駐車場でも、迅速な鎮火で被害を最小限に抑えることが可能です。

この不活性ガスは駐車場入口の真上にあるボンベ室に常備されており、ガスボンベや機械設備は定期的に点検されています。

今回は点検時にバッテリーの消耗が発見されたので、ボンベ室に入って交換作業を行いました。
室内は明るく、操作盤のスイッチ類もわかりやすく配置されていますので、実際に火災が発生してもすぐに対処できるようになっています。
操作者のための簡易ガスマスクも常備されており、このガスマスクも新しいものと交換しました。