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応急措置の事例


ガスおよびガス器具について

ガスの種類について

ガスには、都市ガスとプロパンガスがあります。都市ガスは一般的に空気より軽いのですが、プロパンガスと都市ガス6Aは重いのです。
一口に都市ガスといっても、原料の違いによって14種類もあります。ですから、もし転居等をした場合は転居先のガス会社に問い合せて、その地域に合った器具を使わなければなりません。
プロパンガスは全国どこでも器具は共通に使えますが、プロパンガスと都市ガスの器具を誤って使うと大変危険ですので、器具類はガスの種類に合ったものを必ず使ってください。


ガス器具の取扱いについて

ガス器具の取扱いは説明書に従って、とくに換気に留意して安全にお使いください。
ガスの燃焼には大量の酸素を必要とします。ガス器具の使用中は排気のみでなく、時々窓を開けたりして新鮮な空気を取り入れる事も忘れないように心がけましょう。
ゴム管が古くなりますと、ひび割れやゆるみを生じやすくなり危険ですから、早めに取り替えてください。器具を使用しないときは必ず元栓もしっかりと締めてください。


ガス漏れの処置について

器具の事故やガス管の故障によるガス漏れの場合、ガス漏れ箇所不明の場合は、ガスメーターに付いている元栓を締めますと室内全体のガスが止まります。
まず窓を開け、元栓を締めてガス会社の営業所に連絡してください。その際、換気扇・扇風機等の電気器具は使用しないでください。


ガス漏れに気付いたら…

ガス漏れ警報器が鳴ったり、ガス臭いと思ったら…
・元栓を閉めて窓等を開け、換気してください。都市ガスはうちわ等であおぎ出します。
 プロパンガスと都市ガス6Aは下に溜まるので、ほうき等でそっと掃き出します。
・使用している器具や元栓をチェックしましょう。
・自宅に異常が無いのに臭う時、他の家で漏れているのかもしれません。
 ガス会社に通報すると同時にご近所や管理員または弊社(06-7660-1144)にも連絡してください。


ガス漏れの点検方法について

筆等で、ゴム管・ゴム栓部分等に石鹸水を塗ります。漏れていればアワが出てきます。


大量にガスが漏れている時は…

・ドア・窓を全部開けます。
・元栓を閉めます。
・引火・爆発につながることを絶対に行わないこと。
 ・火を使わない。
 ・電灯や電気器具のスイッチに手を触れない。
 ・換気扇を回さない。
・大声で周りの家に呼びかけ、火を使わないようにしてもらいます。
・管理事務所または弊社(06-7660-1144)、ガス会社に連絡します。


日頃から気をつけること

・使用後は、器具栓だけでなく元栓も閉める習慣をつけましょう。
・器具の周辺は整理し、燃えやすいものは置かないようにしましょう。
・時々換気して空気の入れ替えをしましょう。
 (開放型ガスストーブは30分に1度必要です)
・ゴム管は2年に1度取り替えましょう。
・接続部には必ずホースバンドをつけましょう。
・使用しないコックにはゴムのキャップをつけておきましょう。
・不完全燃焼にならないよう、月に1度は器具の手入れをしましょう。


ガス漏れ警報器について

キッチンのある部屋に取付けます。漏れたガスが溜まりやすい位置で、点検や取替え等の作業がしやすい場所を選び、ガス器具から4m以内、天井面から30cm以内に設置します。(プロパンガスの場合は床面30cm以内)
また、ガスメーターに直接設置するセンサータイプもあります。内容としては…
・器具の消し忘れ
・ゴム管のはずれ
・コンロ等の吹き消え(センサーと接続)
・地震等の異常を感知しガスを自然遮断します。(都市ガスに内蔵が多い)